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インナーソースチェックリスト
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  • インナーソースチェックリスト
  • 本編
    • まえがき
    • なぜインナーソースなのか
    • インナーソースとは何なのか?何ではないのか?
    • 最も重要な役割、そして最初の一歩: トラステッドコミッター
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    • 組織内サイロから組織内透明性へ
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  • 業界標準を作る
  • 8章の参考文献と注釈
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  1. 本編

今後の展望

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最終更新 1 年前

インナーソースを行うにあたり多くのツールが必要です。 こうしたツールには、議論を促進するもの、標準化やコンプライアンスを支援するもの、測定と結果のレポートを支援するものがあります。 InnerSource Commons では、こうしたツールをオープンソースで開発しています。 是非、ご参加ください。

例えば、 Agora というツールはエンタープライズ検索のためのものです[8-1]。 多様なデータソースを従業員が簡単に追加できるオープンなシステムを目指しています。 これによりツールやドメインを超えた検索が可能になります。

Commons では成熟度モデルについても議論しています。 その最初のステップとして、 GitHub や GitLab から得られる指標について議論しました。 複数のデータソースから、再利用やコラボレーション状況の測定をしたいと考えましたが、 そのためには少なくともデータを取得しなければなりません。

業界標準を作る

私達は、 InnerSource Commons という組織を立ち上げました。 既に50名以上のメンバーがおり、そのほとんどは大企業から参加しています。 私達の最初のゴールの1つは、インナーソースの標準を作ることです。 そこで、メンバーの経験をもとに、インナーソースパターンを作成しています。

こうした情報を広めるにはいくつかの方法があります。

  • インナーソースに興味を持つ人や会社が学べるように、(本書のような)トレーニング資料を含む本をオライリーメディアの協力を得て出版しています。

  • カンファレンスで使用した資料を30分程度の講義資料にまとめました。

  • InnerSource Commons のサイトにを掲載しています。これらの資料について何かコメントがあれば、是非 InnerSource Commons のサイトや などでフィードバックをお願いします。

Commons で進行中の最も大きなプロジェクトに、インナーソース実施の課題に対処するパターンを作成することがあります。 Leonardo da Vinci は、解決困難な課題の解決を自然に求めました。 私達 が解決困難な課題に直面した時、オープンソースとして作成されたこれらのパターン集の中に類似のものがあれば、その解決方法を参考にできます。 そこで、次の5つのポイントを含むようにパターンの作成します。

  • 問題についての解説

  • 問題を一段上から広く見たときの状況

  • 解決策発見にあたり注意すべき点

  • 考えられる解決策

  • 解決策を用いた結果生じる新しい状況

ありがたいことに、この動きは素早く順調に進んでおり、

8章の参考文献と注釈

[8-1] (訳注) 2023年5月現在、 に Agora は見当たらない。

学習資料
Slack
既に多くの類似パターンがオープンソースで文書化されています。
GitHub 上の InnerSource Commons